テーマ拡張パック「幻のいる島」の発売前考察。
■新exポケモン
ついに!待望の新弾実装が発表されましたね!
PV中にちらっと見えたカードたちの考察をしていきたいと思います!
ミュウex
強み |
・ミュウツーexをワンパンできる ・キュウコンをワンパンできる ミュウツーexミラーの対戦では、先にミュウツーを倒した方が勝つことが多いため、先にミュウツーよりも1つ少ないエネルギーでミュウツーexを倒すことができ強力。相手にもミュウexを使われても、こちらが先に動くことができれば相手視点では真似るワザがサイコショットしかないため、勝ち逃げが可能。 ミュウツーexはキュウコンのような速攻デッキを苦手としていたが、従来よりも少ないエネ要求でキュウコンをまくることができる点が強力。今までの弱点を克服ができたのかが注目。 |
弱み |
・相手のポケモン依存 ・エネ要求が重い 相手のバトルポケモンを対象としているため、ベンチポケモンの技を使ったりはできないので「せっかくエネ貼ったのに!動けない!」ということが起こると予想。 またエネ要求が重いため、展開スピードが遅い。真似るという性質上ほかのアタッカーとの併用が必要になるため、ミュウツーexサーナイトデッキのサブアタッカーとしての採用がメインになると予想される。※他の新規カード次第では、どうなるかはわからないので現状での評価。 |
プテラex
強み |
・スターミーex等の速攻デッキを妨害できる ・先行でも強い。 スターミーex・ガラガラex・キュウコンデッキのような速攻で勝負を決めるデッキに対してとても強いと思われる。 また、先行2ターン目から妨害ができるため、ゲンガーexのような「ちょっと妨害遅いな~」ということもないため、優秀な妨害と言える。 |
弱み |
・カセキポケモン (攻撃テンポが遅れる ・攻撃が80ライン カセキポケモンのため、初手に他のポケモンと引かない限り先頭ポケモンとして出せない。2ターン目から妨害をするには、他のたねポケモンに逃げエネを切る必要があるため、プテラexの攻撃に必要なエネルギーが実質3エネになってしまう。初手の手札・スピーダー運にも左右されてしまう点がネックになりそう。 攻撃が80点しか出ないため、キズぐすりに弱くなってしまう。HP150のミュウツーexが20回復した場合、実質HP170になりサカキがない場合倒すのに3ターンかかってしまう。その1ターンの差がサーナイトを育ててしまう。ガラガラexやプクリンexデッキを使ったことがある人は体感したことがあるでしょう、攻撃力80点と90点の差は想像以上に差があるため打点面に不安を抱えている。 |
■既存デッキの強化
汎用サポート「グリーン」
たかが10点?されど10点!
サカキの+10点で負けたプレイヤーはたくさんいることでしょう。パっと見は弱そうでも、めちゃくちゃ強かった!となるカード。ミュウツーexミラーがわかりやすいでしょう。-10点できることでサイドレースを有利に進められる。
また、ゲンコウガやサワムラー・ゼブライカといったベンチ狙撃ダメージも軽減できる(?)と思われるため、ピカチュウexミラーのゼブライカケアにもなることからデッキ枚数にゆとりのある1進化主軸のデッキに採用されることが増えると予想。
特にピカチュウexやキュウコン・スターミーexのような2回殴って倒すことが基本でサカキを採用しない場合も多い速攻デッキでの採用が検討されるだろう。
ピカチュウex強化 「デデンネ」
エネ1でマヒ!?
ピカチュウexでは、最大火力90点を安定して出すために「たねポケモン」の採用枚数がとても重要になってくる。さらに、先行でのピカチュウexは先に攻撃されてしまいサイド2枚をすぐに取られてしまうことが多いため、先行でも逆転できる可能性が1エネで生み出せるデデンネはぜひとも採用を検討したい。
- ゼブライカ → ベンチ狙撃
- マルマイン → 逃げエネ0のエネルギー節約による連続攻撃
- サンダー(非ex → HP110の逃げエネ1の壁役
- ライチュウ → 逆転できるexワンパンの火力
- バチンウニ → 運ゲーの逆転狙い
バチンウニが採用されなくなると予想。エネルギー枚数が1枚でいいという点がとても大事。先行は特にエネルギーが枯渇しやすく2枚も供給することは難しいため、せっかく先行の逆転で使いたいのに使えないという状況が往々にしてあったため、バチンウニの上位互換として採用が検討されるだろう。
ゼブライカ・マルマインはそれぞれにしかできない役割があるので、デデンネと共存ができそう。ただし、やはりライチュウの方が逆転性能が高いため、運要素があるデデンネよりライチュウの方が個人的には使っていきたい。両方採用するのもありかも(?)ライチュウとマチスは採用枚数を圧迫するため、実際に使ってみての使用感が楽しみである。
水ポケモンの強化 「シャワーズ」
逃げて即座に攻撃!ヒットエンドラン!
「次ダメージを受けたらやられちゃう!」という状況でベンチにポケモンを逃がすとエネ不足で攻撃できないターンがでてしまうが、シャワーズを使えばエネルギーを使いまわすことが可能に。
逃げエネが0のスターミーexとは特に相性が良いので、逃げたスターミーexのエネを新しく出したスターミーexに加速させれば間髪入れずに攻撃できる。
影に隠れた水ポケモンも活躍できる(?)
序盤に狙ったポケモンにエネルギーを供給できずに攻撃テンポが遅れることがあるが、シャワーズがいればエネルギーを1点に集めることができ、「疑似マチス」サポートをできる。フリーザー(非ex)やラプラス・ギャラドスが日の目を浴びるかも。リアルポケカ同様、バレットデッキができるかもしれません。
※水タイプ限定なので、カイリューで悪さしたりはできないので注意
新サポート「リーフ」
ナッシーexフシギバナex強化?
逃げエネが重いポケモンは倒されることを懸念して逃げるという選択肢がなく、サイドレース1歩及ばずということが多かったが、リーフの登場によりHPが高く逃げエネが重たいポケモンを使いやすくなる。
またフリーザーexやミュウツーex・ファイヤーexなど環境に多いポケモンも強化される。今までは一度逃げると立て直しが効かなかったが、リーフがあれば一度引いた後にとどめを刺すためにエネルギーを温存することも可能に。フリーザーexには採用したいが、ミュウツーexには2進化ポケモンが入っており余りの枠があまり無いため調整が必要になるだろう。
サポート枠の種類が少ない現状では、逃げエネ1のデッキでも「スピーダー」と合わせて採用したいカード。交換ポイントはリーフに使っても良いと思われる。
ピカチュウexキラー(?) 新ケンタロス
90ラインを守れるタンクのピカチュウキラー
2ターンで90打点が出せる強力なスターミーex・ピカチュウexの一撃を耐えられるため、タンクとして優秀。ピカチュウexを一撃で倒せる火力を持っているため火力も申し分ない。
ただし、3エネルギーを必要とするため容易に打つことができないことが難点。無色タイプはエネルギー加速サポート・特性・ポケモンが居ないため、使い道は現状ないかもしれない。ピカチュウexだけが苦手というデッキであれば採用の余地は・・・あるかも。1エネで戦っていけるナッシーexやデデンネ・アズマオウと合わせればワンチャンある・・・と願いたい。PV段階での評価は「将来に期待したいカード」
ガラガラex強化 「マーシャドー」
ピカチュウexキラー
直前にきぜつしていた場合60打点追加で100打点、さらにピカチュウex相手には格闘弱点のため+20で計120打点でピカチュウexをワンパンできる。
ガラガラexで80点与えて倒しきれなかった敵をリベンジの100点で倒すことができ、運ゲーの打ち漏らしを倒すことができる点が強力。また逃げエネ1で使いやすい点も魅力。闘タイプはまだポケモンの選択肢が狭いためガラガラexデッキにぜひ入れたい。
闘エネ1つ縛りのため、未来のバレットデッキの可能性を秘めている一枚。
ライチュウ強化 ピカチュウ(?)
ライチュウの新しい進化前の追加(?)
カードの一部しか見れなかったため、正確なカード効果はわからないが新規ピカチュウが追加されるようだ。個人的にはピカチュウexの最強の相方はライチュウだと思っているため注目の一枚である。
ただ、受けたダメージ×10ダメージだった場合は使い勝手が悪いため採用には至らないと思われる。理想は、ベンチポケモンの数×10なら30点出せるため現在のピカチュウよりも強いため採用となるだろう。
■今後の環境予想 Tier予想
ミュウex の予想
- ミュウツーexの強化
- 環境の大きな変化は無し
ミュウexを1枚採用したミュウツーexサーナイトが増えると予想される。新サポート「リーフ」「グリーン」はどちらもミュウツーexとの相性が良いため、今まで以上に安定感が出るでしょう。しかし、サーナイトを育てるハードルは変わらないため、先行3ターン目からミュウexで強気に攻撃が可能になるため、若干強化となるだろう。
ギャロップのような速攻展開のデッキに対する対抗手段はできるが、ミュウexの要求エネが3と高いためそこまで大きく苦手が改善するとも思えない。
よってミュウex入りのミュウツーexサーナイトデッキの評価は
Tier2
どうしても2進化ポケモンに頼る運要素の強いデッキのため、ピカチュウexやカスミ水デッキに比べると安定感が下がるためTier2という評価。
ミュウex単騎では相手依存になるためバトルが相手ペースになるため、ミュウexサーナイトのようなデッキタイプは新弾追加直後で駆逐されるだろう。ただし、新規カードが追加されるたび・環境変化に合わせてミュウexも相乗効果で強化されることから、今後の環境変化に合わせて一考すべきカードである。
プテラex の予想
・ガラガラexとのコンビで活躍
ガラガラexの相方として強力。ガラガラexが80点だけ与えて打ち漏らした相手をプテラexで倒すこともできるだけでなく、ガラガラexが育つまでの間をプテラexで妨害するという選択肢もあり強力。逃げエネ1という軽さのためサイドレースを有利進めるような立ち回りも可能で強力。
1進化を止めることができるのは強力だが、現環境で猛威を振るっているのは「ピカチュウex」「フリーザーex」と言った「たねポケモン」が主軸のデッキである。さらにはファイヤーexのようなデッキはバトル場で進化させることはないため、絶妙に使いずらい妨害デッキという枠に収まりそう。なので、たねポケモン主軸の相手にはガラガラexに任せることになりそう。
特性は強いが明確な弱さもあるので、1進化exの高HPながら2エネで80打点の高速アタッカーとして運用するのがベストだろう。あくまで特性はおまけぐらいで考えるのがよい(おまけにしては強すぎるが(笑))
よってプテラexの評価は
Tier2
キュウコンのような前に出て進化するデッキに対しては無類の強さを誇るが、それもスピーダー等を駆使すればなんとかなるため、絶妙に刺さりずらい。さらには新サポート「リーフ」による追い風でも向かい風でもある新規の登場でより回避がしやすくなっている点も弱い。
さらにカセキポケモンは初動札の選出対象でない点も厄介で、バトル場に出せても攻撃がワンテンポ遅れるといったこともあるため絶妙に安定感がない。さらには、80打点はキズぐすりが苦手という弱点もあるため、Tier2~3に落ち着くだろうと予想。
スターミーexが進化できずに負けることが良くあることを考えると、1進化ex2種を構築にできる進化の安定感は高いと思われる。HP140という大きな壁を4枚築けることを考えると、サイドレースを有利に進められることからTier1になる可能性も多いにありえる。
強力だが、ガラガラexとプテラexどちらも運要素が強いポケモンのため実装後の使用感に期待が持たれる。新カードのマーシャドーと合わせてれば安定感も高くなると思われるため、とても実装が楽しみなポケモンである。
■まとめ
「環境の変化はあまりない」
と予想。ミュウツーex強化も新サポートカードも大きく環境を動かすものではないがケアするべきポイントが増えたため、よりプレイングが複雑化し駆け引きの要素が強くなり、面白い対戦になっていくと予想されます。
ピカチュウexが暴れた影響か、ピカチュウ対策のカードがちらほら見られますが、それも劇的に刺さっている訳ではなく影響は軽微なものと思われます。ただし、プテラexガラガラex(マーシャドー)が予想より強かった場合・ピカチュウexにマーシャドーが刺さった場合はピカチュウexの使用率が下がることが考えられます。ですが、他の対面にも安定して強いピカチュウexが環境から消えることは考えずらいため、やはり「環境の変化はあまりない」でしょう。
以上、考察になりました。
個人的には新サポート登場により、今まで使いずらかったカードたちが日の目を浴びることになりそうでとても楽しみです。
ここまで予想・考察をしてきましたが、あくまでPVからわかる情報のみでの考察になります。他の新規カードとのコンボにより、もっと強くなることも十分あるため、あくまで発売前の楽しい予想・考察記事として楽しんでいただけたらなと思います。